2016年8月22日月曜日

小説家の愛した味と小説の中の味

あこがれのホテルの中の、小さなバー。
名だたる作家たちに愛されたホテルのバーで
作家の愛した酒、なるものを飲んだ。
案外あまいお酒が好きだったのだなぁ、
いや、執筆の合間にはこれくらいがいいのか、
想いを巡らしながら、すっぱめにつくってもらった酒をすする。

そういえば
その日読み終わった小説に
特急列車の中で、なんともうまそうにコニャックを飲むシーンがあって
そんなにうまいのか、と気になっていたので
それもお願いした。

小説のなかでそれを飲んでいたのは、遣り手の金満おじさんだったが
果たしてそれは、私にも同じく、うっとりするような味であった。
私も、りっぱなおじさんになったということか。
ある朝、家のドアノブに、袋に入ったこれが。
隣家の「ごや」であった。

おしりが黄色くなってきているので、早くなんとかしないと、
と、やはり、おしりが赤くなってきたししとうと
なす、玉ねぎ等とともに料理。

本当ならば地味な色合いに仕上がるはずが
色とりどりに、さもおいしそうに出来上がった。
これはまさに「ケガの功名」
・・・とは、言わない。

2016年8月19日金曜日

朝のおしゃべり

電池を切らしたままで
朝のラジオを聴くことができない日々。

あまりにも静かなので
おとなりのパトねこ(仮名)の声がひときわ、響きわたるが
ぼっちゃんは、興味なし。
かに「おはようございます」

たこ「今朝も、無駄にいい天気ですなぁ」
ざりがに「朝から煮込みってぇのも、おつですな」

やどかり「酒がほしくなるから困ったものよ」

かえる一同「・・・・・・・」
ぼっちゃん「いいお酒を知ってますよ」
それは、いわずと知れた「清酒 綱取り」

朝から一杯、は勘弁だけれど
この時期なら
黒むつのおさしみや、新さんまの塩焼に、いかがでしょう。

おしゃれなあなたなら、秋を先取りして
熱燗でどうぞ。

2016年8月17日水曜日

この夏も、届きました

晩夏になると毎年、ねまちから届く、このおしらせ。
今年も届きました。
切りかぶいっぱいの特製カクテルは
暑い夜にぴったり。
意外と、さっぱりしているのです。

今夜だな、と思った夜が
その日です。
おしゃれしてくるのを、お忘れなく。
エンゼルトランペットをかぶったり
あたまに生クリームをのせたり
しっぽにあさがおを巻きつけたり。
みんなおしゃれだなぁ。
夏休みに観た
「こもれび」という絵は、
見ているうちに目を細めてしまうほど
まぶしかった。

あこがれのホテルで展示されていたので
行きかえりは「はっしゃオーライ!」のタクシーにて。
気分ですよ気分。

2016年8月9日火曜日

たいせつな日には

ぼっちゃんが誕生日をむかえた。
その日は私も、ひとつ歳をとった。

たいせつなひとの誕生日や
たいせつなひととの記念日など、
どんな贈りものよりも
ごちそうがうれしいもの。
むかしむかし
何歳の誕生日だったかは忘れたけれど
「ぺろりレストラン」で初めて知った、スパゲッティハンバーグ。

ウィンドウで見て、なんというごちそう!と
たまげた。
食べたら、そのおいしさにまた、たまげた。
だって、ミートソースのスパゲッティに、ハンバーグがのっていて
さらには、めだま焼きまでのっているんです。
ふたりで行くなら、やきそばサラダもたのんで
半分ずつ食べてみて。
しばらく動けないこと、うけあい。

2016年8月5日金曜日

おしゃれなあなたに「マミヨシ堂」の浴衣を

朝のトレーニングをしている栃煌山が、
いつもより汗にまみれて、日焼けしていた。
ついに夏になった。

栃煌山は「ニューねこ正」で見かけたことがあるが
イメージそのまま、もくもくと焼き鳥を食べていたなぁ。

そのまじめな土俵態度と
立ちすがた、歩く姿が非常にすばらしい栃煌山。
浴衣の着こなしも当然、しびれるほどにかっこいい。
写真は6年前のもの。
あら、うしろにはまだ平幕だった鶴竜が。
あのかっこよさの片鱗だけでもまとって、夏の夜を歩きたい!
そんなあなたには「マミヨシ堂」の浴衣をおすすめしたい。
モデルの着ている四柄が特に人気。
完全オーダーメイドなので、女性向けのサイズも。
う~ん
ボクはサバ柄が似合うからパス。


ただいま絶賛配布中の「深川福々
記事面に私の書いたコラムが掲載されています。
よかったら読んでください。

2016年8月4日木曜日

夏休みは「オロロン書房」の本を

短編集とか、短編エッセイ集だと、一日の終わりや
トイレやお風呂で読むのに最適だけれど
たまにはちょっとした小説も読みたい。

ただ、じっくり読む時間がない!
と、お嘆きのかた
夏休みがチャンスです。

電車でちょっぴり長い時間出かけて
帰ってくる間に、ぴったり読み終わる本。

待ちぼうけをくわされて
仕方なしに入った喫茶店でも、すこし読んで
店主とおしゃべりする時間を差し引いても、
ぴったり。

そんな本をお探しのかた、
オロロン書房」に出かけませんか?
酒場で本を読む時間が、このうえなく好きだ、
というつわものもたまにいるけれど、
酒場では、おつまみをえらんだり
おつまみをあじわったり
まわりの人と話したりしているうちに、
字を追えないほど、酩酊してしまったりで
どうもうまくゆかない。
もう少しで読み終わる本を洗濯機の近くにポンと置いて
うっかり洗濯しちゃったときは、
まいったよね~

2016年8月1日月曜日

「ねまちのマッチフェア」8月いっぱいまで延長となりました

甘夏書店さんで今月いっぱい、マッチフェアをしてくださるとのこと。
ありがたいことです。
甘夏書店さんは
押上駅・とうきょうスカイツリー駅(旧・業平駅)・曳舟駅から徒歩10分、
浅草駅・本所吾妻橋駅からだとプラスもう数分ほど。

置いている本も、見せかたもすてきだし、
店主さんがいつも、たのしい情報をくださるのがうれしい。
行くだけでわくわくする場所なのです。
走りが足りなかった夕暮れどき
いつものコーヒー屋さんで、
隅田川花火大会での特別メニューだったという
大きな大きなアイスどらやきを食す。

いつものフラットホワイト+ショットをたのんだら
なんと、「両国のひと」でおなじみの、美人演歌歌手!
ほっぺのラインもそのままに、なんというクオリティ。
店主さん、すごい!
もったいなくて、ていねいに飲んだ。
それでゆうべは、おつまみぬきの晩酌だったのか。