2014年5月30日金曜日

ぺろりレストラン

「ぺろりレストラン」には、メニューがふたつしかない。
スパゲッティハンバーグに、やきそばサラダ。

やきそばサラダには、やきそばと同量の山もりサラダと、パパイヤがついてくる。
このやきそばが、いつもちょっとふやけていて・・・なんともいいのである。

スパゲッティハンバーグのスパゲッティは、ミートソース。
アルデンテ?そんな言葉、オデの辞書にはないぜ!って具合の麺。
その上に、ハンバーグとめだま焼きがドーン!
どちらも無敵のメニューだ。

ただし、年にいちどくらい、ナポリタンも登場する。
(このマッチ、かんじんのナポリタンのイラストが上下逆なんですけど)

毛糸でできた、こわもてマスターの気まぐれで、ある日突然登場するので、ファンは毎日みはっていないといけない。

毛糸のこわもてマスターを手伝うのが、やはり毛糸でできたギャルソン。
優雅な手つきでレモン水を追加してくれたり、そろそろしらさぎがやってきますよ、などとご近所情報も教えてくれる。
ぼっちゃんをブラッシングして、ぼっちゃん玉をつくったら、はげしく気に入ったようすでころころ転がして大暴れ。
写真は、我に返ったぼっちゃん。
自分でたおしたうまを、しげしげと見つめております。

2014年5月28日水曜日

はとエアライン・こうもりエアライン

はとエアライン」 には、夜間飛行専門の「こうもりエアライン」という会社もある。
夜おそく、ふいにどこかへ・・・しかもノーメイクでも、よれよれのTシャツ姿でもパンツ一丁でも、全然OKな場所へでかけたくなったときにおすすめだ。

むかしむかし、夜まつりに行きたいのに連れていってもらえず、かなしくてねむれなかったときに、よく利用したものだ。
誰にもみつからずに、夜まつりよりもずっとおもしろい場所へ連れていってもらった。


ああっ!またもや心霊写真がっ!

アディダスの箱から、香ばしい手が・・・

2014年5月27日火曜日

ちいさな信号機

早朝ジョグで通る、東京海洋大学近くの越中島公園。
その途中に、突如あらわれる、ちいさな信号機。
いぬやねこ、カラスにむくどり、はたまた「はとエアライン」の整備士のみなさんくらいしか、渡ることのなさそうなちいさな横断歩道。

平日ここを通るのは6:00前なのだが、その時間だとまだ点灯していないので、散歩中のいぬたちも、ウォーキング中のひとたちも、みんな一時停止なしにぶっとばしていく。

ああ!もう三日も走ってない!
本田顔(爪切り中限定)のぼっちゃんとの、毎日の朝稽古(=かわいがり)の時間が長くて、時間が足りないのですよ。
五月場所は終わったのに、稽古熱心なぼっちゃんは、ぶつかり稽古を一日も休まない。

2014年5月26日月曜日

オロロン書房

週末、もさもさの髪をどうにかしてもらいに、「サロン・ド・こけし」の本店(うそ)に出かけて、すっきりしてきた。
お店のみなさん、今回も、だらだらくだらないおしゃべりにつきあってくださってありがとうございました。

ここの帰りに寄った(居座った)最近みつけた古本屋さん。
それほど広くない店内には、あらゆるジャンルの、好みの書籍がピンポイントで置かれている。
このお店、昔から行きつけの「オロロン書房」とよく似ている。

あ、今ちょっとだけ本読みたいなぁ、とか、短編小説集のあのお話だけ読みたいなぁ、とか、そんな要望に応えて、ほんのちいさなお店をぱっと広げてくれる。

たまに、久しぶりにあの本読みたい!と、ふいに思い出したとき、でもタイトルや作者の名前を忘れてしまったときも、「これでしょう」といわんばかりに、その本が目の前の棚にあらわれる。

なんなら、ひとりで長時間乗りものに乗るときなどに、その旅の目的に対するじぶんの気持ちにぴったりな本も。(※もちろん週刊新潮や東スポもあり)

今回は、各停の電車の中でねむりたいな、と思ったので、たる~い随筆を選んだのだが、思いのほか真剣に読んでしまって、一睡もできなかった。

日曜日の夕方、アメ横のガード下の、初めて入った飲み屋さんで、さくらんぼのつけものなるものを初めて食べた。おいしいものだなぁ。

日曜日のアメ横は、朝酒、昼酒、夕酒の人たちでおおにぎわい。
ひと昔まえは、昼酒なんてうしろめたいものだったのに、今じゃふつうですよふつう。

昨日はあちこち歩きまわったせいか、お酒がまわってしまって、白鵬の優勝パレードを追いかける元気もなく、ずいぶん早くに寝てしまった。

2014年5月23日金曜日

はっしゃオーライ!

昨夜の雷雨には、やられた。

渡さなければいけない荷物と重たいかばんをだきしめて(昨年の隅田川花火大会でのゲリラ豪雨で、かばんに入れていた携帯&PHSがともに水没したのでねぇ)前が見えない中、傘をさして、とにかく歩いたのだが、やはり荷物の中身は濡れていた。

帰宅後、よく考えたら、タクシーに乗ればよかったんじゃ・・・と、気付いた。

「はっしゃオーライ!」におねがいしていれば、ていねいに荷物をのせて、安全運転でうやうやしく目的地まで運んでもらえたのに!

さらには、ベテランドライバーさんから、この季節においしいくだものとか、木の実とか、カワウ観察に適している絶好の場所など、役にたつお話しもたくさん聞かせてもらえるというのに!

ダイエットのために、歩く・走るを信条としているせいで、たまにこういった損をすることがある。

昨夜はびしょぬれになっただけでなく、大雨にあわててつつじの植え込みによじのぼるがまがえるのなまめかしい脚を目撃してしまい、ひっ!と声をあげてしまった。

2014年5月22日木曜日

サロン・ド・こけし

髪がもっさりしてきた。そろそろ「サロン・ド・こけし」へ行かねばならない。

2008年にうまれたこのお店は、最初は、ふつうのこけしの女主人が営む美容院だった。
(ふつうの??)
が、その2年後に、私が湘南ねこ美術館でのクリスマス合同展に参加させてもらう際に、すいませんけど~と、この女主人にお願いして、ねこたちのために、もう一軒サロンをひらいてもらったのだ。

結果、ねこたちの毛並はすばらしいものになり、おんなのこたちにマスカラやビューラーが流行し、ねこたちの間でも欠かせないお店のひとつになった。

ここの女主人の腕まえはもちろんすばらしいが、なにより不思議なのは、この女主人の前では、なにもかもざんげしたくなるということ。

女主人には申しわけないけれど、伸びた髪を切り、おなかにたまったいろいろな話を吐き出すと、身も心も軽くなって、すっきりして日常へもどることができるのだ。
総勢四名のスタッフのみなさんの、マッサージやシャンプーも、たいへん気持ちよい。

こちらは、「サロン・ド・こけし」ではなく、家で爪切り中のぼっちゃん。
爪を切られていると、なぜか、サッカー日本代表の本田のような目つきになる。

2014年5月19日月曜日

うたごえハウス ねんね

先日、小さなラジオを買った。
毎夜、どうも見たいTV番組がなくて、CDじゃうるさいし、でも音がないのはさみしいし・・・で、ようやく。

中学生のころ、受験勉強と称して夜中に起きてまずしたことは、ラジオの電源を入れることだった。
城達也さんの「ジェットストリーム」には、毎晩いろんな国へ連れて行ってもらった。
パンク好きだった当時の自分には、あの番組でかかっていた曲はどれも退屈なものだったけれど、家族の寝静まった真夜中に、おごそかなあの声を聴いているだけでドキドキした。

続く「うたうヘッドライト」ではトラック野郎に興味を持った。
携帯電話のないあの頃、長距離トラックドライバーが、休憩するサービスエリアの電話ボックスから、番組専用の留守電に残したリクエスト曲(ド演歌)とぶっきらぼうなメッセージに、DJの演歌歌手(女性)がはげましのことばをかける。

夜中の高速道路に、はるか遠くのサービスエリア。
今ごろこのドライバーさん、「オレのリクエスト曲だ!」って喜んでいるんだろうなあ・・・とぼんやり想像したものだ。

あれから40年!(綾小路きみまろふう)・・・も経っていないけれど
ひさしぶりに始めた、夜にラジオを聴く生活。
これが、とてもしっくりきている。

最近ごぶさたしているジャズライブハウス「うたごえハウス ねんね」でのように、知らなかったすてきな曲を楽しみながら、時間を忘れてぼんやり。

このライブハウスでは、ふだんはボーカルなしのトリオやビッグバンドのライブがメインだが、ごくたまに、女性ボーカリストがあらわれて、目が合うと、やさしくうなずいて、歌いはじめる。

それは、なつかしくてちょっと胸が痛くなる、遠いむかしから愛されているスタンダードナンバー。
ジャズにくわしくなくても、そのメロディと包みこむような声に、陶然となる。
う~む・・・いい曲じゃのう・・・
マスター!もう一杯おくれ。
はっ
オデ、寝てたのか!