2016年6月3日金曜日

「オロロン書房」で読書を

いまだかつてないほど大量に、ほしい本を手に入れたのは
春になってすぐのこと。
ただ挿絵が気に入っただけで、ながめる用のはずだった
40年くらい前の、ピクルスの本。
ピクルスは好きだけれど、つくることに興味はなかった。
それなのに、ながめているうちに、つくりたくてたまらなくなり
つくってしまったではないか。

何冊もの、むかしの銀座の本は
「銀座百点」とあわせて読むと、いっそうおもしろい。
いつの世も、筆者が銀座の変わりようをなげいているのも、おもしろい。

オロロン書房」は、かように、思ってもみなかった興味を引き出してくれる。
その場で読むもよし、
咲いたばかりのジャスミンの香りを吸いこみながら、窓辺で読むもよし。
もうじき、くちなしの花も開きそうだよ。

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