2014年8月12日火曜日

ぞっとした話ふたつ

夜中、あたまのあたりがぞくっときて目がさめた。
霊感はないけど、なにかおそろしいものだったらこわいな、と目をぎゅっと閉じていたら、
荒い息づかいと、痛みを感じた。
おそるおそる、まくらもとに目をやると・・・

私の髪をねちねち噛んではひっぱり、いきおいあまって、あたまにガブッと噛みついた
ぼっちゃんであった。

朝稽古の時間にはまだ早いですよ、と言いきかせて、定位置へお戻り願った。

このところの大雨で、川の水があふれたらしく、隅田川テラスには、
かにがたくさん打ち上げられていた。
早朝ジョグは、かにを踏まないように慎重におこなった。
近づくと、はさみをふりあげて怒るからね。

しばらく走ると、今度は小魚たちが打ち上げられていた。
これらは、「はとエアライン」のたいせつなエネルギー源なので、
慎重に避けて走っていったら、
カーブを曲がったとたんに「わあっ」と声が出た。

こちらを向いて、怒ったように大口を開けて力尽きた、大きな鯉。

翌朝、鯉がいた場所には、大口を開けたままのかたちの、きれいな骨だけがあった。

2 件のコメント:

ふく子 さんのコメント...

なんという・・・(;▽;)ブルブル。稲川氏並みのおそろすぅいー話
夏ならではの恐怖体験でしてねっ!!そして・・・・2つめのお話。

そちらも、犯人は、ぼちおさま???

Megumi Hasegawa さんのコメント...

ホホホ・・・おひさしぶり!
その犯人は、はとエアラインのみなさん、カワウ、ゆりかもめ、すずめちゃんだと思われます・・・鯉の白骨がしばらく転がっていて怖かった!