2023年12月7日木曜日

えほんと冬の贈りものマルシェ

今年も甘夏書店さんの「えほんと冬の贈りものマルシェ」に参加します。
今回は、ねまちのハンカチ。
片面は青のギンガムチェックと赤のギンガムチェック、もう片面は
「ちゃんこ えびすこ」の冬のごちそうに欠かせないメンバーのかるた。
今年もごきげんで。
札を読むのは、たくわんばあちゃん。
それと
「魚猫」の新鮮なえびを使ったちらし寿司や
「おはよう!商店」のサンドイッチ。

冬の贈りものに、または贈りものに添えてみてはいかがでしょう。
もうおなかいっぱい!

2023年12月3日日曜日

名古屋と和解

RHYMESTERのライブに名古屋へ行ったのは10月のこと。名古屋には学生の頃住んでいたが、学校に馴染めず暗い思い出しかなかった。
でも数年前に幼なじみに誘われて行ったRHYMESTERの名古屋でのライブが楽しかったので少しだけイメージが回復して今回は私から誘った。
早めに待ち合わせてうろうろしていると、学校をさぼって名駅の洋服屋さんや栄の地下街の雑貨店に連日通ったこと、その中でもお気に入りのお店がのちに働き始めた会社のお客さんだったこと、後ろの席のお嬢さま風の子となぜか仲良くなって遊び歩いたこと、シフォンケーキも松蔵のスイートポテトも彼女に教えてもらったことなどを思い出した。
この日はおいしい天むすをごちそうになって感激したり感じのよい立ち飲み屋さんでビールで赤かぶの漬け物を流し込んだりしてライブへ。
ライブはもちろんとてもよくて、後ろにいた方に荷物を置く場所を教えてもらって身軽で楽しむことができたし秋の三種盛りも最高だったし喉が嗄れるほどシンガロングして心底楽しかったのだがその後が大変だった。帰り道で迷子になり、体感では30分ほどだったのに実は予想外にライブが長く幼なじみは最終の特急を逃した上に最終の電車まで時間がなくて名駅でドタバタ別れたのであった。

別の日、名古屋時代に寮で仲よくしていた友だちがあちこちから東京に集合。全員で会うのは10数年ぶりでなんだか照れくさかった、のは最初だけで後の時間は喋りまくって歩きまくって怒濤のように過ぎ去った。覚えていないことも多くて、過去の自分が現在とちっとも変わっていないのがなんともいじらしく感じた。

名古屋に類する時間を過ごすことが続いて、名古屋に対する暗くてつらかったイメージがまた変わった。
それにしても「The choice is yours」の、キミの人生はもっと気高いはず、のリリックは何度聴いても沁みる。
あたしも「マクガフィン」のDさんの雄叫びにいつもドキドキするわぁ!

2023年11月30日木曜日

私は見た(聞いた)

近所の小道で一点を見つめてカメラを構えているふたりがいた。
何かなと近づくと何か言いたそうにこちらとその一点を見ている。ねずみが歩いていた。
ああ、ねずみは嫌ですよねとさらに近づくと、いかにもお嬢さん然とした白いねこがきょろきょろしながらやってきてねずみに気付いた。まだなにも知らなそうな白いお嬢さんねこはねずみに近付いて匂いを嗅いだ。ああ、嫌だと半分顔を覆って見守る四人。ひとり増えていた。
すると次の瞬間ねずみが反撃。白いお嬢さんねこに飛びかかるようにして威嚇して追いかけた。しかしなにも知らなそうなお嬢さんはまた追いかけて手を出そうとして反撃に遭い、の繰り返しに、ねこがねずみに追いかけられるなんて初めて見たわとだんだん減ってゆくギャラリーであった。

別の日、久しぶりのヨガ教室で悪戦苦闘していると、特に腹筋に力の入る動きになった。すると離れた場所で頑張っていたメンバーの方からブッと音がした。気が緩んでつられそうになったがぐっと堪えた。

2023年10月10日火曜日

短い秋のおたのしみ

妹とぐだぐだ飲んで食べて散歩してすてきなお皿を見つけたりお久しぶりねの友だちと邂逅したり「ヘアサロンこけし」で楽しい時間を過ごしたりもうビタイチ走っていないのにラン友達とちょこっと走って飲んで食べだり初めましての方と飲んだくれたり現役のお相撲さんの写真展に感激したり豊昇龍行きつけの焼肉屋さんで妄想しながら焼肉を食べたりどしゃ降りの中4杯もちゃんこを食べたりの秋の日々。
家に帰れば宇宙ねこのねまちがいて、幼なじみからの果物やおいしいものが待っている。9月って爽やかで気持ちいいねぇとねまちに言ったすぐ後にもう10月だということに気付くこと数回、幼なじみから来たメッセージと「Saturday night Zombies feat.RHYMESTER」にしみじみ。
相変わらずなにもつくっていないけれど、10月23日から始まる向島EXPOの初日に甘夏書店さんと初めてのお店番をする予定。よかったら観にきてください。

かあさん、それなあに?

2023年10月2日月曜日

疑惑は晴れた

先日の健康診断の際に、一点だけ突出してよくない数値があると言われたねこのねまち。1ヶ月後にまた採血して今度は外部検査に出すわね、もしかしたらセカンドオピニオンも考えた方が、とまで先生に言われて不安な気持ちを抱えていた数日後、ゆるいうんちをしたので病院に連れていくと、ついでに今日採血しようということになった。結果はすぐ出るとのことで、翌日電話があった。まさかの検査機械のエラーであった。
まだ2歳なのに、こんなに元気なのに実は生まれつきの重病を抱えていたのねと、夜中にみぞおちを踏まれようがねこキックをされようが、健気だと涙ぐんでいた曇った日々が一度に晴れて、控えていたおやつも通常通りあげたのはいうまでもない。あたしの心配より、かあさんの増えすぎた体重と肝臓の数値を心配してちょうだい。

2023年9月19日火曜日

ゴロウちゃん

九月場所の観戦と飲酒で過ごした連休の最終日、ねこのねまちのワクチン接種と健康診断に病院へ。待合室で隣り合わせたのは麗しいはちわれのゴロウちゃんだった。
ずっと鳴いているねまちに、かわいい声だこと、あらかわいい顔してる、とゴロウちゃんのお母さまに言われて満更でもないどころかうれしさを隠せずにお礼を言うと、うちの子は男の子だからか大声で、ダミ声なんですよとお母さまはちらりとお顔を見せてくれた。そこにはきりりとした、でも穏やかな表情の長毛はちわれのゴロウちゃんがいた。15歳とのこと。
診察室ではわんちゃんが診てもらっており、ねまちはワクチン接種と健康診断だけれど、みんなどこか心配で来ているのだと思うと胸が痛くなる。
ゴロウちゃんもわんちゃんも、みんな健康でと願った。

この日は祝日の最終日だというのに断水とのお知らせが来ていたので、早起きしてあれこれ済ませてから浴槽やケトルやなべに水を溜めに溜めた。
ねまちのワクチン接種から帰って、断水中なのはわかっていたが試しに蛇口をひねってみると水が出た。さらに二度三度とひねるもやはり水は出た。なぜだろうと思いながら寝ころがって本を読んでいたらいつの間にか夕方になっていた。
なんてだらしない休日!

2023年9月6日水曜日

せぷてんばぁ

やはり週休は3日あったほうがよいのではないかとつくづく思う残暑の日。鼻の調子がよくなくて半休とって耳鼻科へ。
前々日にもらった激辛唐辛子のせいか診察中ずっとお腹がしくしくしていたので一旦帰宅して出直すと、時津風部屋の前に霧島。出稽古で乱れた髷に無造作にはおった泥着姿が、腹を下した中年にはとてもまぶしかったのでうつむいて通りすぎた。
後日、並木道を歩いていると、夜の湿気の水の匂い。この匂いは鼻が良くなくてはわからない。秋になりつつあるのだなぁと大股で歩き、少しだけ飲みに行こうかななどと思ったが、この日はよれよれのクレイジーケンバンドのTシャツにシミだらけのパンツだったのでまっすぐ帰った。クレイジーケンバンドの「せぷてんばぁ」が聴きたくなったけれど面倒だったので鼻歌で歌った。
〽️明日は会社を休みます~
って、しょっちゅうずる休みしてるわよね、かあさん。